農林水産省登録 | 第24210号 |
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有効成分 | アルキルトリメチルアンモニウムカルシウムオキシテトラサイクリン 1.8% (オキシテトラサイクリンとして1.0%) ストレプトマイシン硫酸塩 12.5% (ストレプトマイシンとして10.0%) 水酸化第二銅 38.4% (銅として25.0%) |
性状 | 淡青緑色水和性粉末 45μm以下 |
毒性 | 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称) |
危険物 | - |
包装 | 1kg ×10袋 |
有効年限 | 4年 |
1.石灰硫黄合剤との混用はさけ、またボルドー液と混用する場合は、使用直前に混合してください。
2.本剤の使用により、薬害としてクロロシス(黄化現象)を生じることがあります。特に高温多湿時には薬害を生じやすいので、留意の上散布してください。
3.はくさいに対して薬害を生じやすいので、炭酸カルシウム水和剤を加用し次の事項に十分注意してください。
(1)幼苗期は特に薬害を生じやすいので、中期以降の散布にしてください。
(2)高温時には症状が激しくなるので散布はさけてください。
(3)炭酸カルシウム水和剤の加用は薬害軽減に有効ですが、収穫間際には汚れを生じるので留意してください。
4.ばれいしょの種いも処理にあたっては以下の点に留意してください。
(1)萌芽後や種いも切断後の処理は薬害を生じるのでさけ、必ず萌芽前に種いもを切断せずに処理してください。特に春先の気温の低い地域では植付け後の地温の上昇が遅れ、萌芽や生育の遅延が助長される場合があるので注意してください。
(2)浸漬時間が長くなったり、高濃度液に浸漬すると薬害を生じやすいので、所定の浸漬時間及び希釈倍数を厳守してください。
(3)薬剤処理した種いもは長時間ぬれたままにしておくと発芽遅延等の薬害を生じるので、風通しのよい場所で速やかに乾燥させてください。
(4)薬剤処理した種いもを切断する場合は、処理した薬液が十分乾いてから行ってください。
(5)薬剤処理した種いもは食糧又は飼料には使用しないでください。
(6)調製した薬液は、調製当日に使用してください。
(7)薬液の調製容器、種いも処理に使用した容器、器具などは水でよく洗浄し、その洗浄液及び残液、廃液はかんがい水路、排水路、河川、湖沼、井戸などの水系へ流さずに、環境に影響のないように適切に処理してください。
5.蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
6.適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。
7.本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。
2023年8月2日現在
※一部農薬、展着剤では【使用目的】および≪適用農薬名≫を記載
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作物名 | 適用病害虫雑草名※ | 希釈倍数使用量 | 散布液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | 適用場所 |
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ばれいしょ | そうか病 | 50~100倍 | - | 植付前 | 1回 | 種いも瞬間浸漬 | |
ばれいしょ | 黒あし病 | 50~100倍 | - | 植付前 | 1回 | 種いも瞬間浸漬 | |
ばれいしょ | 軟腐病 | 750~1000倍 | 100~300㍑/10a | 収穫7日前まで | 5回以内 | 散布 | |
たまねぎ | 軟腐病 | 500~1000倍 | 100~300㍑/10a | 収穫7日前まで | 5回以内 | 散布 | |
はくさい | 軟腐病 | 1000倍 | 100~300㍑/10a | 収穫14日前まで | 3回以内 | 散布 | |
樹木類 | 枝枯細菌病 | 1000倍 | 200~700㍑/10a | 新梢伸長期~発病初期 | 5回以内 | 散布 |